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2023.8.3 / 2023.8.3

はじめに知っておくべき  誰も言わないOEMの注意点

この記事の監修

岡田 勝義

アクシス社労士事務所代表

岡田 勝義

社会保険労務士・弁理士

文系学部(経営)と理系学部(電気)卒、社会保険労務士資格と弁理士資格の取得、大企業、中小企業、地方自治体での勤務経験、人柄は「思い立ったら即行動」の体育会気質(大学ではスキー部)でありながらギター・映画・読書をこよなく愛する自称文化人。
現在は、アクシス国際弁理士法人に勤務しつつアクシス社労士事務所を立ち上げ、日々クライアントと伴走する二刀流コーチを行っている。

製品の企画・設計はできるけど

自社に製造機能を持ち合わせていない場合

OEM製造先を見つけることになります。

 

その中で重視されるのは

・最小ロット

・品質(要求を満たせるか否か)

・価格

・納期

ですが、

 

もう一点

注意が必要なポイントがあります。

 

それは、

OEM先は御社にだけにしか商品を卸さないのでしょうか?」という点です。

 

筆者の経験上、御社からの注文が多ければ多いほどOEM先が需要を感じ・理解して他ルートで販売したい欲求が高まります。

 

すると、どうでしょう?

OEM先は自社ECサイトで販売したり、他の卸先・販売先を探すのではないでしょうか。

この場合、商標権を用いてOEM先を管理することはできますが、別ブランドで市場に出された場合、手の打ちようがありません。

そうなってしまえば、たちまち企画・設計元である御社の競合となってしまいます。

 

実は、何度となくこの手のご相談を受けます。

そして、海外のOEM先ほどこの傾向は顕著です*。

 

*私自身かつて海外OEM生産を行い商品を輸入販売しておりましたが、一時的に売れると他のルートから少しだけカスタマイズした同種の競合商品が登場し、あっという間に価格競争に引きずり込まれました。

 

では、少し考えて「発注先以外に同種商品を卸さない」という契約をOEM先と結んだとします。

一般的には「これで安心」となりますが、本当にそうでしょうか?

契約が守られなかった場合に何ができるのでしょうか?

債務不履行による損害賠償請求ができるだけです。場合によっては外国でそれを??

色々と面倒そうなので、あきらめるしかないか。。

 

そんなことないんです。

解決方法があるんです。

 

 

解決方法は

ズバリ下記4つです。

 

(1)前提として卸・販売先を御社のみとする合意形成

(2)仕様要求を満たすための改良などは御社とOEM先の共同開発に持っていくこと

(3)そして、そこから派生する知的財産(OEM先持分)を受け取ること

(4)不正競争防止法による保護を求められるように準備すること

 

ただし、交渉を優位に進められる段階でこれらを打診する必要があります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回の内容は『はじめに知っておくべき 誰も言わないOEMの注意点』でした。

もしOEM先を探す場合は参考にしてみてください。

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